私、レズビアンLilyは、ビアンバーで半年間働いた経験があるんです。笑
レズビアンバーでの仕事は、他の一般的なバイトとは一味違って、独自のメリットとデメリットがあります。
「レズビアンバーで働きたいけど、どうやって見つけるの?」という疑問を持つ方も少なくないと思います。
それもそのはず、ネット上にレズビアンバーの求人情報はほとんど見つからないからです。
この記事では、私がどのようにしてレズビアンバーでの仕事を見つけ、それがどんな体験だったのかを詳細にお伝えします。
そして、レズビアンバーで働くための手順と、働くことのメリットとデメリットも紹介します。
目次
レズビアンバーとは?
そもそもレズビアンバーとは何?
という方向けに簡単に説明しておこうと思います。
レズビアンバーとは、主にレズビアンやバイセクシャルの女性たちが集まり、交流を楽しむための場所です。
戸籍上女性の方であればどなたでも飲みに行くことができます(20歳以上)
残念ながら、女性同伴でもレズビアンバーに男性が入ることはできません。(MIXバーならOKなところもあります。)
私がレズビアンバーで働こうと思ったきっかけ
私がレズビアンバーで働こう!と思ったきっかけは
ぶっちゃけ「モテたいから」でした。
20歳になったばかりで、ビアンバーに通い始めた私は、ビアンバーの店子さんがお客さんからすごくモテているのを見て、「私も店子さんになったらモテるのでは?」って思いました。笑
レズビアンバーのネット求人情報が少ない理由
求人が少ないのは、個人でやっているお店が多いのが理由だと思います。
また、LGBTへの理解やセクシュアルマイノリティ界隈に多少慣れている方が好まれる傾向にあるという理由もありそうです。
どうやったらレズビアンバーに入店できるの?
ネットに求人情報がないのだと、「どこから応募すれば良いのか?」
という疑問が生まれると思います。
結論から言うと、実際にお店に通ってオーナーさんや店子さんと仲良くなることが採用への近道になります。
レズビアンバーの店子に求められるスキルって、
「話すことが好き」
「気遣いができる」
とかそういうコミュニケーションスキルだと私は思っています。
なので、入店したいビアンバーのオーナーさんや店子さんと仲良くなるためには、必然的に話す必要がありますよね。
そこで、「コミュニケーションスキルがあるな」とか「面白い」と思ってもらえたら、
「お店少し手伝ってもらえないかな?」という風にお声がかかります。
また外見も重要になってくると思います。
やっぱり、レズビアンやバイセクシャルのお客さんが多いので、
可愛い方がお店にいるとまた「遊びに来たい!」と思ってもらえます。
フェム(女の子っぽい方)は人気なので、お声がかかりやすいんじゃないかな。
上記のことをまとめると、
- コミュニケーションスキルが高い
- 気遣いができる
- 外見が良い
方が採用される傾向にあると思います。
実際お店に通ってみると、楽しい空間ですし、自分の働きたいお店が見つかるかも!です。
おすすめのビアンバーについては、下記記事を参考にしてみてください。
https://jobrainbow.jp/magazine/lesbian-bar
注意点としては、最初からガツガツ働きたいアピールはしないことですね。。
そこまで人手に困っていない場合とかもあるので、
コミュニケーションをとりながら、タイミングを見計らって聞いてみることをおすすめします。
レズビアンバーでの仕事について
主な仕事は
- お客さんとお話しする
- お酒を作る
- 片付けなど雑務
です。
バーでの仕事は主にお客さんとお話しすることです。
あとは、お酒を作ったり洗い物をしたりなどありますが、最初はできなくても問題ないと思います。
「楽しくお話しして、お客さんからお酒をもらう」「また来てもらえるような接客をする」
といったことでお店の売り上げに貢献することが重要視されるかなと思います。
女性は基本的に優しい方の方が多いので、入店したての頃はお客さんが優しく話しかけていただき、感無量でした…
レズビアンバーで働くのに向いている人
コミュニケーションが上手で人と話すことが好きな人
レズビアンバーで働く人にとって、顧客とのコミュニケーションが重要な役割を果たします。
バーの雰囲気を盛り上げ、お客さんが快適に過ごすためには、バーテンダーやスタッフが活気づけることが必要です。
これは、人と話すことが好きで、自然体でコミュニケーションをとることができる人にとっては、理想的な環境と言えます。
「逆に初めての方と話すのはちょっと怖いな…」という風に思われる方でも、お店にの雰囲気に次第で、入店可能なところもあるので、あくまで参考までに、、
外見が可愛ければそれだけで話題になりますので、興味のある可愛い子は是非ビアンバーで働いてみてください。
(Lilyが推しに行きます。笑)
お酒に強い & 飲むことが好き
バーの仕事と言えば、どうしてもアルコールが関わってきます。
自分が提供するお酒についての知識を持つことはもちろん、時にはお客さんと一緒に飲むこともあります。
そのため、ある程度お酒に強いことが求められます。
ただし、これは「無理して飲む」ことを意味するわけではありません。
自分の限界を理解し、健康と安全を最優先に考えることが重要です。
これらの特性を持つ人であれば、レズビアンバーでの仕事は、とても充実したものになり得ます。
レズビアンバーでの仕事は、コミュニケーションスキルや対人スキルを磨く絶好の機会であり、新たな経験と知識を得ることができます。
レズビアンバーで働くメリットとデメリット
私が実際に働いてみて思ったメリットとデメリットを紹介します。
メリット
セクマイ界隈で友達や知り合いが増える
レズビアンバーで働くことは、LGBTQ+コミュニティに自然と浸ることができる良い機会です。
さまざまなバックグラウンドを持つ人々と出会い、新しい友達や知り合いを増やすことができます。
特にレズビアンの年上の方はお仕事を頑張っていらっしゃる方もいて、色々なお話を聞くことができて勉強になりました。
お酒に詳しくなれる
バーテンダーとして働くと、必然的にお酒に詳しくなります。
様々な種類のお酒の特徴や、それらを組み合わせて作る美味しいカクテルについて学ぶことができます。
お話が上手になる
レズビアンバーの店子として、お客さんとの会話を通じてコミュニケーションスキルを磨くことができます。
また、さまざまな背景を持つ人々との対話を通じて、より広い視野と理解を得ることもできます。
彼女ができるかも?
レズビアンバーは、同じ経験を持つ他の人々と出会う絶好の場所です。
その中には、あなたの次のパートナーになる可能性もあります。
普通にバーに行くよりかは、ビアンバーに立ったほうが出会いの回数は多いです。
デメリット
私自身がビアンバーでの仕事を辞めた理由でもあるデメリットもいくつかあります。
顔見知りが増えすぎてなんか嫌になってしまった
ビアンバーで働くと、たくさんの人と出会います。
しかし、それが逆効果となり、顔見知りが増えすぎてしまった結果、何となく落ち着かない気分になることもありました。
セクマイ界隈は狭いので、もう少し「ひっそり過ごしたいな」と思いました。
意外と彼女ができなかった
確かに、ビアンバーは新しいパートナーを見つける機会になる可能性があります。
しかし、私の経験では、期待通りには進みませんでした。
友人や知り合いが増えるだけで、特別な関係を築くまでには至らなかったのです。
レズビアンバーのスタッフとして働くと、生活リズムが昼職の人と大きく異なります。
それは思わぬ出会いの機会を提供するかもしれませんが、一方で「付き合いたくない」と感じる人も多いでしょう。
二日酔いが辛すぎた
お酒が弱い方ではなかったのですが、周年祝いなど行事の時には必ずといっていいほどシャンパンが降ります。
バーで働くと、しばしば自分自身もお酒を楽しむことがあります。
しかし、その結果として二日酔いに苦しむことが多くなりました。
レズビアン同士の派閥などもあり面倒になった
レズビアンバーの世界には派閥があることを知りました。笑
例えば、
「あの店の人々はこの店のスタッフと仲が悪い」といった話や、
「あの人が誰かと浮気した」といった噂が飛び交っていました。
これらは真実なのか誤解なのか、当時は私には全く分からなかったですが、、
こういった派閥間のいさかいや噂話は、時にストレスを感じる原因となりました。
私にとってはこれらの事情が、結局はビアンバーでの仕事を辞める一因となったのです。
私結構インキャなので、ビアンバーで働くのには向いていなかったのかもしれませんね…
最後にレズビアンバーで働くことを考えている人へ
あなたがレズビアンバーで働くことを考えているなら、私からのいくつかのアドバイスをお伝えします。
まずは、自分が何を求めているのかを明確にします。
人々との繋がりを深めたいのか、業界について詳しく知りたいのか。
目標を持つことで、あなたの経験がより有意義なものになります。
次に、どれくらい仕事に尽力するつもりなのかを見極めましょう。
短期間のアルバイトなのか、それとも長期にわたるキャリアの一部なのか。
あなたの投入するエネルギーがあなたの目標と一致していることが大切です。
最後に、どんな状況でも自分自身を大切にし、自分にとって最良の選択をすることを忘れないでください。
無理せず、条件が合うお店で是非働いてみてくださいね。
レズビアンバーで働くことは魅力もありますが、今回ご紹介したデメリットについてもよく考えて決めることをおすすめします。
今回はレズビアンバーで働く一歩と私の体験談について紹介しましたが、
この他にもイベント情報など様々な記事を書いています。
皆様の日々の生活に役立つ情報があるかもしれませんので、
ぜひチェックしてみてください。私の記事が皆様の参考になれば幸いです。