【人生が変わった】私がレズビアンと自覚したきっかけと良かったこと

コラム

こんにちは。女子大学生レズビアンのLilyです。(純日本人)
初めてレズビアンイベントに行ってから2年が経ちました。

今日は私がレズビアンと自覚したきっかけとエピソード、最後には良かったことについてお話しします!

※ レズビアン(Lesbian)とは?
 性自認が女性で、好きになる人も女性の方のことです。

女性が好きかも?と思ったきっかけ

まずは、女性を好きになったきっかけからお話しします。

小学校の頃は、女の子の友達がほぼ0で毎日男の子と遊んでいました。
当時は女の子特有の関係・派閥が怖くて、喋りかけれない / 仲良くなれない存在でした。

しかし、中学は親の勧めで中高一貫校の女子校に行くことになり、そこで4つ年上の高校生の先輩と出会い、先輩のことが好きになってしまいました。

初めは先輩が可愛くて、憧れの対象でしたが、いつの間にか先輩の女らしい仕草や、女性らしい体( 胸、お尻、髪など )、ふとした距離の近い行動( 女子ならではのスキンシップ )にドキドキするようになり、大好きになってました(笑)

先輩に彼氏がいたので、カミングアウトや告白はしていません。

なんでこんなに女の子にドキドキするんだろう?

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その頃から、携帯で “レズビアン 診断” や、”レズビアン 特徴” “レズビアン 出会い” などを検索したりして、私も悩んでいました。

男性経験がなかったため、高校を卒業する頃には、自分はバイセクシャル(女の子も男の子も好き)なんだなと思うように。

高校では周りには公言してはいなかったですが、周りの女の子に「かわいい、かわいい」と言いまくってました。(苦笑)

女の子大好きだけど…女の子とエッチできるのかな?

当時、異性愛者ではなく、レズビアンかもしれない自分を、気持ち悪いと思う節が合ったのですが、

高校卒業したタイミングで、Tipsyというレズビアンイベントに参加した時に、
女の子同士が抱き合ったり、キスし合ったりしてるのを見て、「最高…!」と感じました。

世の中には、女性が好きな女性がこんなにも存在しているんだ。

今まで生きてきて、一番衝撃的な瞬間でした。

自覚(カミングアウト)して良かったこと

両親にはしていませんが、周囲の仲の良い友達や先輩・後輩にカミングアウトしました。

カミングアウトのメリットは

  1. 恋愛の話で誤魔化す必要がなくなった
  2. セクシャルマイノリティの友人・知り合いが増えた
  3. 人としての成長、人生観が変わった

 ※ アウティング(意図しない形で他者に性的指向を暴露されること)の可能性もあるのでカミングアウトする相手は慎重に選びましょう。

1. 恋愛の話で誤魔化す必要がなくなった

異性愛者のフリをしていた頃とは違い、恋バナなどを周りに合わせなくて良いことは、想像以上に快適。

また、自分の好きな女の子のことや、付き合っているパートナーの話をできるようになったのはすごく嬉しかったです。

2. セクシャルマイノリティの友人・知り合いが増えた

レズビアンと自覚して、レズビアンイベントやレズビアンバーなどに通うようになり、
セクマイの友人・知り合いできました。

そして大好きなパートナーに出会うことができました。

3. 人としての成長、人生観が変わった

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レズビアンやセクシャルマイノリティの界隈は、ただ楽しいだけではなく
様々な職業の人との出会いがあり、お話を聞けて、すごく勉強になることばかりです。

仕事を頑張っている人や、パートナーと同棲して幸せに暮らしている人の話を聞くと、

以前、私は大学卒業したら、就職して25歳くらいで結婚して家庭を持つのかな?など

ぼんやり思い描いていた未来が変わり、

レズビアンとして生きる自分が大好きになりました。

自分のセクシャリティを受け入れることは、自分自身を受け入れることでもあり、
今まで気持ち悪い・普通じゃないと思っていたことを受け入れ、生き方を考えれる機会が増えました。

セクシャルマイノリティとして生きることは、異性愛者として生きることよりも
苦労することが多いと思います。

世の中の “普通” や “標準” といった生き方が正しいというわけじゃなく、
あなたも自分の人生を生きる主人公であることを、忘れないでください。

マイノリティでもマジョリティだとしても、自分の生きたいように、生きていきましょう…!